
婚活に関するいろいろなデータ(2018年)
婚活という言葉が定着して、以前とは比べ物にならないほど、婚活サービスが身近になりました。
婚活サービス(※)は、結婚にむけた有効な手段として定着しつつあり、特にネット系婚活サービスの利用者が近年非常に増えています。
※婚活サービス:結婚相談所、婚活サイト・アプリ、恋活サイト・アプリ、婚活パーティ・イベントの4サービス
調査概要
2018年に、全国の20歳~49歳の男女に婚活サービスの利用実態や意識について調査しました。現在の婚活の概況、サービス利用、志向性などが把握できる調査です。
婚活サービスを利用した結果
婚活サービスによって結婚した人の割合(婚姻年別)
※婚活実態調査2018(リクルートブライダル総研調べ)
※婚活サービス:結婚相談所、婚活サイト・アプリ、恋活サイト・アプリ、婚活パーティ・イベントの4サービス
※婚活サービス(4サービス)のいずれかを利用し、そのサービスで「結婚できた」と回答した人の割合
※既婚者:初婚者および再婚者も含む
2017年の婚姻者のうち、婚活サービスを利用して結婚した人は10.4%。最近では、特にネット系婚活サービスを通じて結婚する割合の増加が特徴的です。「婚活サイト・アプリ」を通じて結婚した割合は、過去最高となっています。
婚活サービスを出会いの場として利用する人が年々増加するにあたり、婚活サービスを使った結婚が広がりつつあります。
婚活サービス利用者が結婚に至った婚活サービスの割合
■婚活サービスによって結婚した人の婚活サービス内訳(各年に結婚した人/1次調査より/単一回答)
※婚活実態調査2018(リクルートブライダル総研調べ)
※婚活サービス:結婚相談所、婚活サイト・アプリ、恋活サイト・アプリ、婚活パーティ・イベントの4サービス
※婚活サービス(4サービス)のいずれかを利用し、そのサービスで「結婚できた」と回答した人の割合
※既婚者:初婚者および再婚者も含む
■婚活サービスによって結婚した人の割合(各年に結婚した人のうち、いずれかの婚活サービスを利用した既婚者/1次調査
より/単一回答)
※婚活実態調査2018(リクルートブライダル総研調べ)
※婚活サービス:結婚相談所、婚活サイト・アプリ、恋活サイト・アプリ、婚活パーティ・イベントの4サービス
※既婚者:初婚者および再婚者も含む
■実施(利用)した婚活によって、結婚した人の割合(各年に結婚した人のうち、各婚活を実施(利用)した既婚者/1次調査より/単一回答)
※ここでの婚活とは、広義の結婚に向けての意識的な行動。ここでは過去に利用・実施していたもの(結婚前に利用・実施していたもの)
・結婚相談所(2017年 20.7%)
・婚活サイト・アプリ(同22.2%)
・婚活パーティ・イベントに参加(同17.7%)
・恋活サイト・アプリ(同19.0%)
結婚相談所、婚活サイト・アプリ、恋活サイト・アプリ、婚活パーティー・イベントなどの婚活サービスの中で、結婚相談所と婚活サイト・アプリを利用した人は、結婚に至った人が20%を超えるという結果になりました。
2017年の婚姻者のうち、婚活サービスを通じて結婚した人は10.4%。最近では、特にネット系婚活サービスを通じて結婚する割合の増加が特徴的。「婚活サイト・アプリ」を通じて結婚した割合は過去最高に。婚活サービス利用者に限ってみると、婚活サービスによって結婚した人の割合は38.1%(2017年婚姻者)。利用すれば結婚に至る可能性が高く、また、他の婚活に比べ、婚活サービスは全体的に成婚率が高い。(※引用:ブライダル総研の総研リサーチニュース)
独身者の婚活サービス利用状況(利用経験率/全体・性年代別)
婚活サービスの利用経験率(恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者/1次調査より/単一回答)
独身者の婚活サービス利用経験率は、過去3年で最も高く、18.1%。特に20代男性の利用経験率の上昇が特徴的。
※婚活実態調査2018(リクルートブライダル総研調べ)
※独身者:結婚経験のない未婚者および結婚経験のある(死別・離別の)現在独身者
※婚活サービス:結婚相談所、婚活サイト・アプリ、恋活サイト・アプリ、婚活パーティ・イベントの4サービス
独身者の婚活サービス利用経験率は、過去3年で最も高く、18.1%。特に20代男性の利用経験率の上昇が特徴的。婚活サービスごとに利用経験率をみると、ネット系婚活サービスが伸長し、全体を底上げしている。婚活サービスごとに性年代別の利用経験率をみると、20代では「恋活サイト・アプリ」が他の婚活サービスと比べ高い。導入編として「恋活サイト・アプリ」を活用し始め、年代が高まるにつれて「結婚相談所」「婚活サイト・アプリ」「婚活パーティ・イベント」に展開していく利用実態がみられる。(※引用:ブライダル総研の総研リサーチニュース)
独身者の婚活サービス利用状況(利用経験率/サービス別×性別)
婚活実態調査2018の婚活サービスごとに利用経験率をみると、婚活実態調査2017に比べてネット系婚活サービスが伸長し、全体を底上げしている。
各婚活サービスの利用経験率(恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者/1次調査より/複数回答)
※婚活実態調査2018(リクルートブライダル総研調べ)
※婚活サービス:結婚相談所、婚活サイト・アプリ、恋活サイト・アプリ、婚活パーティ・イベントの4サービス
独身者の婚活サービス利用状況(利用経験率/サービス別×性年代別)
20代など比較的若い世代では、気軽に始められる婚活ということで、「恋活サイト・アプリ」や「婚活サイト・アプリ」の利用者が非常に多くなっている。以前にも比べて、より婚活が身近になったということです。
各婚活サービスの利用経験率(恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者/1次調査より/複数回答)
婚活サービスごとに性年代別の利用経験率をみると、20代では「恋活サイト・アプリ」が他の婚活サービスと比べ高い。導入編として「恋活サイト・アプリ」を活用し始め、年代が高まるにつれて「結婚相談所」「婚活サイト・アプリ」「婚活パーティ・イベント」に展開していく利用実態がみられる。(※引用:ブライダル総研の婚活実態調査2018)
婚活サービスに対するイメージ(経年比較)
婚活サービスにおいて、婚活サービスでの出会いを他人に伝えることへの抵抗感は徐々に薄れつつある。特にこの2年で20代男性の減少が大きく(34.8%→24.0%)、婚活サービスへのイメージの変化がみてとれる。(※引用:ブライダル総研の婚活実態調査2018)
婚活サービスのイメージ (恋愛もしくは結婚意向のある独身者/2次調査より/単一回答)
「非常にあてはまる」+「ややあてはまる」の割合
「婚活(恋活)サービス」で見つけた恋人を人に紹介するのは嫌だ
婚活実態調査2018の結果、前年までに比べて男性がより婚活サービスに対してポジティブなイメージを持つようになってきました。結婚相談所も含めて、婚活サービスが広まっている理由の一つだと思います。
婚活サービス利用者における成功した人の特徴(利用手法・姿勢)
いずれの婚活サービスにおいても、「成功(※)した層」は利用頻度が高い。利用頻度の高さは、婚活サービスにおいて成功することと関係している。婚活サービスの利用において、成功(※)するか否かは利用手法・姿勢に大きな違いがある。「楽しむ」「真剣さ」「積極性」「目標設定」などで大きな差がみられ、婚活の成功へのポイントとなっている。(※引用:ブライダル総研の総研リサーチニュース)
※成功とは「恋人ができた」「婚約できた」「結婚できた」のいずれか
「婚活」を行っていた際の利用手法・姿勢 (婚活サービス利用経験のある恋愛もしくは結婚意向のある独身者/2次調査より/婚活サービス利用による成功・非成功別/単一回答/28項目中ポイント差が±8pt 以上ある項目を抜粋)
※「成功者」「非成功者」のポイント差で降順
※成功とは「恋人ができた」「婚約できた」「結婚できた」のいずれか
まとめ・10人に1人は婚活サービスで結婚する時代
2017年に結婚した人のうち、約10人に1人が婚活サービスを通じて結婚しており、結婚に向けた有効な手段として定着したと言える。特に、「婚活サイト・アプリ」を通じて結婚に至った割合が過去最高であり、ネット系婚活サービスの台頭が著しい。
これらの背景には、周囲に婚活サービスの利用者や成婚者が増えたことによる抵抗感の低下や、合理的な志向とのフィット感、さらにはサービス提供側の質向上、デバイスの進化などが挙げられる。周囲に利用者や成婚者がいると、利用する割合が高いといったデータもあることから、婚活サービスを通じて結婚相手も見つける割合は今後も増えていくのではないだろうか。
さらに、婚活サービスの利用について分析すると、成功者(恋人、結婚相手に出会った)の特徴がみえてきた。成功者は、「結婚相談所」「恋活サイト・アプリ」「婚活サイト・アプリ」「婚活パーティ・イベント」のいずれにおいても利用頻度が高く、利用手法・姿勢においても、「楽しむ」「真剣さ」「積極性」「目標設定」で差が見られた。婚活サービスに「登録をして待つ」のではなく、婚活における自分なりの目標を定め、利用することで出会いの機会を増やし、なにより前向きに取り組むことで婚活の成功につながると言える。
※引用:ブライダル総研の婚活実態調査/担当研究員の注目のポイント(落合歩さん)
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